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東京スカイツリーの基本構造

東京スカイツリーの設計にあたり、参考にされたのが五重塔の制震構造。建物中心を貫く心柱が重りになり、地震や強風時にタワーの揺れが軽減される仕組み。この心柱は、最新技術で応用したもの。一辺68mの正三角形から丸に変化していく構造は、限られた敷地面積で細身のタワーの安定を図るため。空に向かってまっすぐ伸びていくシルエットは、日本の伝統的な建築技術を参考にされている。

スカイツリーに使われた色はオリジナルカラー

青空と水辺の空間の調和を考えられたタワーの色は、最も薄い藍染めの「藍白」をベースに作られたオリジナルカラー。塗料は環境にやさしいものを使用し、職人の丁寧な仕事によって仕上げられている。